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【ネタバレ無】REITAがおすすめしてた小説「殺人症候群」の感想

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REITAのオススメしている小説を読んでみた

どうも!V系ブロガーのSATOSHIです!
今回の記事はthe GazettEのREITAのTweetにて紹介されていた本を実際に購入して読み終わったのでその感想をネタバレをしない程度に書いていこうと思います!

ちなみにこれがそのREITAのTweet。好きなバンドマンがそんなに激推しするなら一ファンとしてどんなものなのか見たいと思って即購入しました笑

即購入したのはいいですが殺人症候群というタイトルの小説は二作品あるようで、僕は貫井徳郎さんの方の書籍を購入しました。
REITAが詳しく書いてないので真相は分かりませんが他に上げている小説も日本人作家のものなので「やっぱりこっちかなー」と個人的に思っています。
REITAのオススメしたのがリチャード・ニーリィの方の「殺人症候群」だったのであればまたそちらの作品を読んで記事を書くだけです笑

とりあえず僕は貫井徳郎さんの方の「殺人症候群」の感想をネタバレしない程度に書いていくので気になっている人の参考になれればと思います!

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とりあえず大雑把な感想


とりあえず最初に面白いか面白くないか結論付けておくと面白かったです。

同時並行で綴られる4つの視点が一つの繋がって線になっていくストーリーが特に印象的でした。

ネタバレ無しで感想を書いていくのでここからは裏表紙に書いてあるあらすじの情報と帯にかいてあるキャッチコピーに書かれている情報にまつわる部分だけで感想を書いていこうと思います。

未成年犯罪者に与えられる罰は正当なのか?

行われた犯罪が未成年なら犯人は少年法によって手厚く守られる世の中。
被害者はその家族はマスコミに晒しあげられ社会的地位をなくすのに犯罪を犯した少年たちは手厚く守られ少年院に送られ一定期間でのうのうと社会復帰する理不尽な制度。

そういった事件にまつわる被害者の無念をはらすために復讐を請け負う「職業殺人者」の存在。

「職業殺人者」は果たして正義なのか?悪なのか?
「職業殺人者」と呼ばれるものを通して未成年犯罪者を守る少年法の社会問題を読者に問いかけてくるようなストーリーになっています。

殺人症候群を読んで考えさせられたこと

殺人症候群を読み終わって僕もこの社会問題について考えさせられました。

普段はニュースで凄惨な未成年犯罪を見るたびに「被害者の名前は公表されるのに容疑者は少年法によって守られているので胸糞悪いな」ぐらいにしか思っていませんでしたがこの本を読んで自分事のように考えました。

この本では被害者家族の事件のその後が生々しく描写されています。

その被害者家族を自分に当てはめると少し考えただけで少年法の理不尽さに疑問と怒りを覚えました。

その怒りに従い行う復讐は正しい行いなのか悪なのか作品内ではそれぞれの考えをもって人物が登場していますが読み終わった今でも僕はどちらが正しいのか考えています。

本当に難しいテーマを扱っている作品です。

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まとめ

今回はREITAのおすすめしていた書籍「殺人症候群」の感想でした!
the GazettEは「死」や「社会問題」をテーマにした楽曲も多々存在するのでこうした社会問題を取り扱った作品を普段から読んで自分たちの作品に落とし込んでいるんだと感じました。

だからこそthe GazettEの楽曲は魅力溢れているのだと改めてこの本を読んで実感しました!

REITAが最近オススメしてた書籍はまだあるのでまた購入して読んでみようと思います!

一番魅力的に感じたタイトルが「代償」なので次は「代償」を読んでみたいと思います!
また「代償」を読み終わったら本の感想を書きたいと思います!

それにしても久々に読書にしたら楽しいですね!とても有意義な時間でした!

それでは今回はこのへんで!

それでは〜


殺人症候群新装版 (双葉文庫) [ 貫井徳郎 ]

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